約2ヶ月、Huawei MediaPad M1を使ってみた感想です。
すでに M2 が発売されて月日も経っているので需要がないと思いますが、せっかくなんで思ったことを載せていきます。
これに出会ったのは年末のY!Mobile投げ売りセールの時です。
端末価格0円だけど、月々1GB、500円で3年契約してくださいね。といった内容です。
ちなみに最初の1年は解約料金に端末価格が上乗せされるので、高い違約金が課されます。2年以降は解約料は9800円。
オプションすべて解約した状態で月々500円なので、6000 x 3 = 18000円
2年目で契約破棄したら 6000 + 9800 = 15800円
端末を売っぱらうにしろ、データプランは契約満期まで使った方がお得かな、という感じです。LTE通信は月々たった1GBですが、それ以降も3G通信ができるわけですから。
さて端末のレビューに戻ります。スペックは下記のY!mobile公式サイトでご覧ください。
docomo dtab d-01g と中身は一緒です。
Y!mobile – MediaPad M18.0 仕様・付属品
まず本機はマルチタスキングがほぼできません。
プリインストールされているアプリを徹底的に無効化してなんとかChromeが使えるようになります。Chromeやブラウザを立ち上げると他のプログラムがすべて終了してしまいますし、Chromeのタブを切り替える度にリロードをしてしまいます。Opera Mini や Lightning Browser などの動作が軽快なブラウザに変える必要があります。
なんのために4つもコアがついているのか疑問です。
ゲームはリトルノアがプレイできないほど強制終了を繰り返します。おそらくHTML5を使ったソシャゲがなんとかできるレベルです。
同じく1GBしかRAMがない LG G Pad 8.0 はここまでひどくなかったので、ソフトウェア周りの作り込みが甘かったのか、格安プロセッサ(KIRIN)特有の現象じゃないかと思います。
申し訳程度についているカメラに関してはまあ、ライブチャットでなんとか使えるかな、というものです。
メイン端末にするのはおすすめしません。かなりストレスを感じます。
MediaPadと銘をうっているとおり、主な用途は動画視聴だと思います。
ディスプレイの解像度(1280 x 800)はショボいですが、画面が8インチありますから、ある程度画面から目を離して見ることになります。こうなるとそんなに気になりません。
この機種最大の特徴であるデュアルスピーカーがなかなかの音量を出してくれます。音はシャリシャリ系で重低音は期待できませんが、他の低価格タブレットに比べればかなり頑張ってるかなという印象です。
なによりLTE通信が可能なので、出先で動画を見るには良いです。
というわけでこのHuawei MediaPad M1、使い方を絞れば低価格で手に入る端末の中では良い部類だと思います。なんせLTE通信ができるタブレットってだけで他のメーカー品は3万円以上はしますからね。
低価格端末にしては珍しく側面背面にアルミをふんだんに使っており、安っぽさを感じません。
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