Adaptaの開発は2020年に終了しました。最新のGNOMEやGTKアプリケーションの表示が壊れてしまう可能性が高いので使用しないほうが良いです。
統一されたデザインを取り入れることで操作性を向上させる「マテリアルデザイン」。Google が考案し、 Android の標準デザインとなっているが最近では様々なウェブサイトにも使われている。
このデザインのガイドラインに沿って作られた GTK+ テーマが Adapta 。たくさんのパーツを Flat-Plat からフォークしており開発が活発で多くのデスクトップ環境をサポートしている。標準の Adapta の他にダークテーマの Adapta-Nokto がある。
GNOME 標準テーマ Adwaita に飽きてしまい、 デスクトップの模様替えをして気分転換をしたい人におすすめ。
追記:どうやらChomeBookにもフォークされることになったみたい。
必要な環境
Adapta は様々なデスクトップ環境に対応しているが少なくとも Gtk 3.20 以上、 Gtk 2.24.30 移行がインストールされている環境を必要としている。下記のバージョン以上の環境で使える。
GNOME-Shell | 3.20 |
GNOME-Flashback | 3.20 |
Budgie-Desktop | 10.4 |
Cinnamon | 2.8.6 |
XFce4 | 4.12.2 |
Mate | 1.14 |
LXDE | 0.99.1 (Gtk 2.x のみ) |
KDE で使いたい場合は、Papirus チームが作った KDE テーマがある。
スクリーンショット
インストール
Arch 、 Fedora、 openSUSE、Solus ではそれぞれ公式にサポートされており、公式レポジトリから入手可能。
Ubuntu
$ sudo apt-add-repository ppa:tista/adapta -y
$ sudo apt update
$ sudo apt install adapta-gtk-theme
フォント
Adapta 公式では、Roboto フォントか Noto(no more tofu)フォントが強く推奨されている。日本語環境だと Roboto は英数字以外豆腐だらけになるので Noto Sans フォントを使うのが妥当。 Roboto の場合は 10pt 、 NotoSans の場合は 9pt を前提に作られているとのこと。
壁紙
GitHub – Adapta Offical wallpaper
アイコン
公式のアイコンテーマはないけど、Paper icon がおすすめらしい。個人的にはPapirus GTK が色んなアプリをカバーしていて良い感じ。
GitHub – Paper Icon Theme
GitHub – Papirus Icon Theme GTK
おわり
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