スリープ(休止機能)を使うを使ったり普通に使っているだけでも明るさ調整機能が突然消えることがあります。
この問題は Arch Linux だけでなく KDE Neon のフォーラムで何年も前から多くの報告が見られ、最新の KDE Plasma 6.2 でも同様の問題を確認しました。そのため特定のディストリビューションの問題ではなく、 KDE Plasma が原因ではないかと言われています。
現状、サービスを再起動するしか機能を復帰させる方法が見つかりません。
ログを表示
この問題の原因は
$ systemctl --user status plasma-powerdevil.service
plasma-powerdevil のログを表示します。powerdevil サービスが DDC/CI (Display Data Command Interface) 機能を何回も再設定しようとしていることがわかります。

サービスの再起動
PowerDevil サービスを再起動して再設定をします。
$ systemctl --user restart plasma-powerdevil.service
右下のインジケーターアイコンを押すとモニターの明るさを調整できるスライダーバーが復活しています。

再び Powerdevil サービスのスタータスを表示して状態を確認します。

いくつかの機能が正常に初期化できなかったというメッセージがあるものの、明るさの設定ができるようになりました。
おわり
コメント