最近やたらショッピングモールや駅ビルで出店が多いアンドエスティ・グループの「LAKOLE(ラコレ)」。服からインテリ雑貨、様々なものがおいてある中で筆者が目を奪われたのは、このオンイヤー型のヘッドホン。

究極にシンプルなこのデザインに惹かれました。
オンイヤー型ヘッドホンに詳しい方はこれを見て KOSS 製品を思い浮かべるでしょう。
しかし、このヘッドホンはなんと1,500円(税別) 。この型のヘッドバンドだけでも 1,000円 以上することも多いので音質が良ければ破格の商品です。まあ音質が良いわけがないよね、と期待を押し殺しつつブログのネタになればと思い、購入。早速レビューしていきたいと思います。
TL;DR:装着感は良いが音質は悪い
本体重量が約 52 g と極軽量で装着感も中々良いです。
一方で音がシャリ強調で聞き疲れします。また低音域は情報量が少ないです。
イコライザーで調整すればリスニング用としてはおすすめできます。
外観・パッケージ

LAKOLEブランドはパッケージングが非常にうまいなと感じました。
シンプルなデザインでお手頃なのに、見せ方がが上手なので思わず手にとってみたくなる商品が多い。



パッドの厚みはペラペラかと思いきや、結構厚いです。
内耳に当たるような作りですがこれならば痛くなりません。

ケーブルはナイロン素材で加工されており、ただのビニル製よりも耐久性がありそうです。

マイクと音量コントロールスライダーがついています。

製品仕様
| サイズ | 約 13.5 x 16 x 5 cm |
| 重量 | 約 52 g |
| コード長 | 約 1.2 m |
| ドライバーユニット | 30 mm |
| 材質 | ステンレス / スポンジ / ABS樹脂 / ナイロン |
| 内容物 | ヘッドホン本体 / イヤーパッド x 2 |
| イヤホンプラグ | 3.5 mm ミニプラグ |
| 再生周波数範囲 | 20 – 20 kHz |
| 出力音圧レベル | 110 dB ± 3 dB |
| インピーダンス | 32 Ω |
LAKOLE WIRED HEADPHONES の使用感
シャリ強調のチープなサウンド
音質はお値段なりのものでした。
サウンドステージが狭く、音の分離感もいまいちで、サブベースもないも同然、シャリが強調されたチープな質感に粗さが目立つ音です。解像度の低さを高音で誤魔化してる感があります。
人におすすめできるか、と聞かれれば “NO” です。特にポン挿しで聞く場合、高音がかなり耳に刺さるのですぐに聞き疲れします。
しかし、少なくとも今まで聞いた音の中でワーストなサウンドではなく、崩壊してるレベルではないのでイコライザーで改善の余地はあると感じました。
パッドを剥いてみます。

この小さなハウジングでオープンバックではありません。
ドライバーユニットは 30 mm と小さめ。

しっかりと接着されているので分解する場合は壊す覚悟で開けるしかないです。
改造すれば抜け感が出て多少マシになるかもしれません。しかし穴あけをすれば元々なかった低音を更に失うことになるので考えものではあります。
EQ必須
イコライザーを噛ませてみたら、多少はマシな音にはなります。1kHz〜16kHz を抑えたら耳に刺さる不快な高音はかなり低減されました。

しかし、もともとのサウンドドライバーの性能があまり良くないのでEQでの調整は限界があることをご留意ください。バランスは良くなりますが、音場が狭いのは変わらず、音の情報量も少ないです。
フィット感はそこそこ良い
重量がわずか 52 g なので身につけていて疲れることはありません。
ヘッドバンドの側圧は筆者の頭にはちょうど良く、絶妙なバランスです。

ヘッドバンドはKOSS製品と互換性あり
LAKOLE WIRED HEADPHONES のヘッドバンドは KOSS Porta Pro や KOSS KPH40 のドライバーユニットを付け替えることができます。

さらに KPH30i のドライバユニットもはめることができます。

総評:おしい商品
軽量で耳への負担が少なく装着感は良いです。一方で音質ははっきり言って良くないです。
100均イヤホンのようにこもった壊滅的な音ではないですが、低音の情報量が圧倒的に足りないのと高音のバランスが悪いです。
数百円値上げしてサウンドドライバーをもう少し良いものに変更したらかなり良い商品になると思いました。
おわり


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