Manjaro Linuxプロジェクトが有限合資会社を設立へ

Linux
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Manjaro Linux プロジェクトがより、安定的な開発環境を整備し、ユーザのニーズに対応するために有限合資会社を設立するようだ。

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新会社設立の目的

この会社はもっぱらスポンサーシップなどの資金集めをし、フルタイムでメンテナーやデベロッパーが Manjaro プロジェクトに従事できるよう資金管理をすることを目的としているようだ。

「有限合資会社」はドイツの会社制度なので詳しい内容まではわからないが、合法的に税負担の免除を受けられるほか、支援金の使途を明確にするメリットもあると説明している。

米国やEUで登録済みの商標の無許可使用を防ぐ目的もある。

また、企業を設立することで今までできなかった企業間の契約やビジネスチャンスが訪れることを期待できる。

Manjaro is taking the next step
Started as a passion project by three ambitious guys back in 2011, Manjaro has evolved rapidly to establish itself as one of the most popular and well-known Lin...

公式ブログの中では Manjaro コミュニティとプロジェクトは今後も変わらないことを繰り返し説明している。

Manjaro の目標は全く変わりません。Manjaro の開発と普及に努めてゆきます。寄付やスポンサーシップによってこの活動を継続してゆきます。いかなる状況であっても設立会社の下で使われることはありません。

コミュニティやユーザーの反応は概ね好意的

Manjaro は Arch Linux をベースに作られたディストリビューションである。 Arch と同じく AUR (Arch User Repository)というユーザーやコミュニティによって運営されているリポジトリを使える。AUR を簡単に説明すると野良パッケージを自動的にビルドしてくれるユーザーメイドなスクリプトを共有するサービスだ。

AUR はコンテナとは違い、直接システムにアプリケーションをインストールするので、 Arch Linux の公式パッケージに依存している。

Manjaro Linux は Arch Linux とは異なる独自のリポジトリを持っている。 Arch Linux のパッケージをチェックし、十分な安定性を確保できると確認できたらパッケージをリリースするため、1~2周間のラグが発生する。パッケージによっては一ヶ月経っても降ってこないことがある。

このためアプリケーションのバージョンの違いで AUR のスクリプトとの依存関係が壊れてしまい、パッケージがビルド・インストールできないということがしばしば発生する。

今回の会社設立により対応が早くなり、問題の完全解決は不可能だろうが緩和されるのではないだろうか。

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