充電器は純正のものを使うのが理想だが、外泊先でコンセントが1つしかなかったり、2つあるけど片方はノートPCでふさがっていてもう1つの機器を充電できないときがあります。そういうときのために2つUSBポートがある充電器が便利です。
Amazon で一番売れてるいます。 Quick Charge に対応してないからちょっとしょぼいけど、ちょうど Amazon でセールがやっていたのでルータと一緒に注文しました。
製品仕様
寸法 | 55 x 47 x 26 mm |
重量 | 約76g |
入力 | 100-240V~0.7A 50-60Hz |
出力 | 5V==4.8A (各ポート最大2.4A) |
この製品の良いところ
- 安い
- 小さい
- 18ヶ月間のサポート
- ちゃんと日本法人があるので交換対応など安心
- ソケット部分を折りたたみができる
PowerIQ ってなに?
やたら強調されているこの”PowerIQ テクノロジー”ですが、接続されたデバイスを自動検知して最大のスピードで急速充電できるようにするという優れもの、とのことです。市場にあるほとんどのデバイスに対応していると書いてあります。
しかし、調べた限りではこの独自のテクノロジーなるものはただのブランディングだと感じました。
HANAPEN-BLOG 様を読んでいただければわかりますが、テキサス・インスツルメンツなどの優秀な電源コントローラIC を搭載すればどこのメーカーでも同じものを作れるそうです。
HANPEN-BLOG 乱立するスマホ向け急速充電の規格について調べた
実際、たいていの USB 充電器の紹介文にも接続された機器に最適な電流を送る云々と書いてある。
ただの雑種の豚を三元豚と呼び方を変えて売っているのと同じようなものだと思います。
まあ他の企業でも「iSmart」だの「インテリジェンス識別」だのおかしな名前をつけて独自の技術であるかのように宣伝してるんで Anker だけが悪いってわけじゃないんだけども。
優秀な電源制御 IC を搭載しているのでいろんなモードに対応してるとだけ頭に入れておけば良いと思います。
ギャラリー
パッケージ表
パッケージ裏
開封すると「Anker を選んでくれてありがとう」というメッセージが真っ先に目につくのはなかなか小粋です。
内容物、当然ながらケーブルは付属していません。
本体。パッケージの半分のサイズしかない。
本体、仕様表記。
ポート側。
質感・耐久性はよし
バラしてないから外観からしか感想は言えないが、 Anker だからガワと全体のパッケージングの品質はなかなかだと思う。ロゴを見るまでは安っぽさは感じません。
発売してすでに7年以上が経っており、購入してからほぼ毎日6年くらい使い続けているが特に問題も不満もありません。耐久性はだいぶ高いように感じます。ただ、最近の大容量急速充電対応デバイスにくらべだいぶ非力に思えてきました。
価格が高め
価格に関しては購入した当時はお買い得でしたが、2023年現在の基準ではだいぶ高くて買うかどうか悩む商品です。
これだったら筆者はエレコム製の同性能の商品を購入してしまうと思います。
さんざんお世話になっておいてなんですが、セールで投げ売りされていたりしない限り再び購入することはないでしょう。
おわり
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