Photo by Steve Johnson
ここではそのゴミ箱の復活方法のご紹介します。
ゴミ箱のディレクトリを作る
ゴミ箱に相当するディレクトリは一般的には ホームディレクトリの ~/.local/share/Trash
に指定されています。インストールメディアの不具合などでインストール段階でこのディレクトリが生成されなかった場合、手動で追加します。
$ mkdir ~/.local/share/Trash
さらにサブディレクトリに expunged
を作る必要があります。
$ mkdir ~/.local/share/Trash/expunged
ゴミ箱が壊れてしまった場合
これは主にタイムスタンプが実際のファイルと合わなくなったときに起こることですが、ゴミ箱に送ったはずのファイルが表示されなかったり、完全に削除をしてもファイルが残ったりします。
Windows 上で圧縮したアーカイブを Linux で解凍・展開したときにファイル名が文字化けしてゴミ箱から削除できなくなった場合にも有効だと思われます。
$ mkdir ~/.local/share/Trash/expunged
$ rm -r ~/.local/share/Trash/files/*
$ rm -r ~/.local/share/Trash/info/*
ゴミ箱の info
や files
に格納されているインデックスファイルや削除予定のファイルを削除することで解決できます。
おわり
コメント