まえがき
「TUDIA」は2014年に創設された割と新しいアメリカの企業なのです。品質が高い頑丈なスマートフォンのケースを作ることで有名です。年々着実にそのブランド価値は高まっている印象です。
海外のスマホケースのランキングでもいつも上位に乗っています。
その中でも「MERGE(マージ)」シリーズという二重構造のケースが主力商品です。
本体は柔軟性のあるTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)と頑丈なポリカーボネートの二層構造です。硬いポリカーボネート部分は取り外し交換ができます。
米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」をクリアしています。簡単に言うと 122cm の高さからどの角度から落としたあとでも機材が正常に動く、というテストをクリアした証です。
デザイン
梱包材みたいな働きをするエアポケットがあることがわかります。これにより角から落下してもケースがたわみ、スマートフォン本体への衝撃を吸収してくれます。タイヤみたいな仕組みです。
米国でデザインされ、中国で製造。
二重構造
ポリカーボネート(PC)の外装を取り外した状態です。おそらく複合装甲みたいな働きをするのだと思います。このためか頑丈をウリにしているケースの割にスリムです。勢いよく落とすとたまに外装だけ吹っ飛んでいくことがあります。
見た目的にも全部がゴム素材よりもPCを織り交ぜた方がメリハリが付いて格好が良いです。
単一構造のケースやTPUとPCを組み合わせて成型した「Ringke FUSION」などと比べ、どれくらい衝撃に強いのか気になるところです。
デザインはシンプルかつスタイリッシュでありつつ高級感があります。多くの高耐久スマートフォンケースはデザインが安っぽかったりスポーティすぎることがありますが、TUDIAのケースは比較的落ち着いていて誰でも使いやすいと思います。
このPC部分の色を選ぶこともできます。(ブラック、ミント、メタリック、ローズなど)
こちら Xperia 10 Plus にTUDIAケースを装着した状態です。ボタンの部分にはしっかりと切り込みが入っているため、押し心地がケースを装着していないときとあまり変わりません。安物のケースと違い、カチッカチと良い触感がします。
下半分には滑り止めの溝があり、ケースを装着すると本体よりも一回り大きくなっているにも関わらず、なかなか持ちやすいです。
ボタンやポート周りの切り抜きもよく考えて設計されており、不自由はしないと思います。
カメラ周りもしっかりと保護されています。出っ張っていたカメラモジュールはケースを装着すると2〜3mmほど埋まります。
残念だったこと
私の指が太いせいか指紋認証センサーが使いにくくなってしまいました。センサーの両端に大きなつっかえができたことにより、結構力をいれて指を食い込ませないと反応しなくなりました。
Xperiaシリーズ特有の問題だと思いますが側面に指紋認証センサーがついている機種については購入時によく調べた方が良いかもしれません。これさえなければ100点満点をあげたいケースです。
値段
「TUDIA Merge」の価格は機種にもよりますがAmazonで1,000円〜1,500円とお手頃な価格です。それなりのブランドにも関わらず、携帯ショップの実店舗で売られているケースやiFaceなどの高級ブランドよりも余程安いので手を出しやすいと思います。
おわり
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