外出時に使っていた有線イヤホンが断線したのでうっかり無くしても良いような安い Bluetooth イヤフォンを買いました。その名も「Anker Soundbuds Slim」。すでに半年くらい使ってるので今更ながら感想をば載せようと思います。知り合いに勧められた SoundPEATS シリーズと迷ったのですが、安心の Anker ブランドにつられて Soundbuds を購入。モバイルバッテリのネット販売で有名な Anker ですが米国ウォルマートの店頭でも取扱をはじめ、着々と勢力拡大を図っているようです。価格も SoundPEATS Q12 よりも安く、なんと2500円で送料も無料だった。
性能
防水規格 | IPX4 |
Bluetooth規格 | 4.1 |
重さ | 約16g |
連続再生時間 | 約7時間 |
IPX4 防水規格対応とのこと、これは雨や運動時にかいた汗程度なら濡れても大丈夫という規格です。水洗いしたり水没しても大丈夫ということではないので過信は禁物。汚れを取るときはぬれタオルくらいにとどめておきましよう。
特筆すべきは約7時間もの再生時間を実現しているところ。こういうスリムタイプのワイヤレスイヤホンは大抵5~6時間が精々。対抗馬のSoundPEATS Q12も6時間です。
開封
パッケージ表。すぐ Anker だってわかるいつもの白と青のデザイン。
パッケージ裏。購入から18ヶ月の製品保証をしてくれます。日本の技適マークもあるので心置きなく使え、日本法人が存在するのでサポートも安心できると思います。
内容物。
取扱説明書と注意事項。ちゃんと日本語表記もあります。
約16gと軽量ですがイヤホン本体は金属なので結構重みを感じます。マグネットが反対側についているので使っていない時でも首に掛けておけます。
SoundPEATS みたいに防塵規格ではないけれど、金属メッシュでおおわれているのである程度埃の侵入も防いでくれるでしよう。半年使っていてもメッシュがはっきり見えるほどキレイです。
コントロール系統です。ボタンは3つのみで操作性は SoundPEATS とそっくり同じ。▽ボタン長押しで電源ON・OFF、+長押しで次の曲、-長押しで前の曲。LEDインディケーターの隣には一応マイクがついています。
充電にはUSBタイプB端子を使います。よく防水携帯についてる昔ながらのゴム蓋タイプなのでここが一番破損しやすいと思います。
ケーブルアジャスタ。これで長さを調節して弛むのを防止できます。
iPhone 5Cと接続した状態。電源アイコンの隣にヘッドフォンと小さな電池マークが現れます。ここでイヤホンの電源残量も大雑把ですがわかります。他にも Nexus 5 と Xperia X に接続してみたところNexusの方は残量表示ができましたがXperiaはなぜかできませんでした。同じAndroidでもメーカーがUIを弄ってることが多いので表示しなくしてる端末もあるようです。
使用した感想
指が大きい人はボタンが小さく感じるかもしれませんがボタンの間に十分な間隔があるので押し間違いは少ないです。
音質に関してはまったくの素人の感想ですが大手メーカー製のエントリーモデル有線イヤホンと遜色なく、割と原曲に忠実な音が出ているように感じます。低音域はイマイチですが高中音はバランスが良いです。この価格帯のイヤホンにど迫力の低音を期待するのは酷だとは思いますがもう少しパンチのある低音がほしいところ。Bluetooth自体の周波数帯域制限もあるのでイヤホン内部に無理やりバスを引き上げるブースターでも組み込まなければ技術的に難しいかもしれません。
一番素晴らしいのはフィット感。まあこれは人それぞれの耳のサイズなど個人差がありますが、個人的にはバナナみたいなシリコンピースが耳甲介あたりにジャストフィットして安定感と密着感が大変よろしかったです。中途半端なノイズキャンセリング機能が搭載されて価格が高くなるくらいなら要らないとさえ思えるくらい快適です。長時間つけていても全然痛くならないし、動き回っても外れない。運動には使っていませんがアジャスタをうまく使えば紐の部分も気にならなくなると思います。
音飛びは10メートルくらい離れたときに一度だけ起きましたが、ほとんどありません。木造住宅なら一階に再生機器本体を置きっぱなしにしても全く問題なく聞こえました。ということで接続性も良好。2500円にしてはクォリティが高いと商品です。
おわり
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