ORICO 2.5インチ SATA USB3.0 HDDクリアケース – レビュー

Linux
この記事は約3分で読めます。

ノートPCを SSD に換装したついでに取り外した 2.5インチのHDD をポータブルドライブとして活用することにした。そこで HDD ケース やコネクタが必要になってくる。

透明なケースと工具なしで取り替えできる、USB 3.0 以上というのが条件でケースを探したところ、こちらの商品が目に止まった。

正式名称は「ORICO 2.5 inch Transparent USB3.0 Hard Drive Enclosure (2139U3)」

ORICO 公式英語サイト – 2.5 inch Transparent USB3.0 Hard Drive Enclosure

これよりも安い透明ケースは数点あったが、ブランド名の記載がなかったりホームページすら存在しないものは避けた。この ORICO は中国メーカーでもそれなりの品質のものを作っているようだ。

対応ドライブ2.5 inch HDD / SSD
 接続規格USB3.0 Micro B
コントローラNS1068X
ドライブ容量上限2TB
大きさ124.5 x 79 x 13mm
対応OSWindows 2000 / XP / 7 / 8 / 10, Linux, Mac OS 9.1 以上
認可済みの適合認証CE / FCC / RoHS

UASP(USB Attached SCSI Protocol) 対応と Amazon の商品ページに書いてあるが、マニュアルやパッケージにはスペックなどなにも書いてなかった。公式を見るとちゃんと対応しているようだ。

パッケージ表。右上の PICC は中国人民保険公司という組織の認証を得てるということなのだろうけど、これがどんな保証を受けられるものか調べてもさっぱりわからない。

理論値では 5Gbps を叩きだすらしい。

パッケージ裏

開封

内容物はケーブル、ケース、説明書の3点。工具不要でぱかっと開く。

ケース本体。ただのハードケースなので雑に扱うとすぐに傷だらけになると思う。

正面の端子接続部。透明ケースなのでどの機種の HDD を搭載しているのかすぐにわかる。ただ緩衝材がまったくないので衝撃がほぼ直に伝わってしまうので落とさないよう気をつけたい。

HDD 搭載。裏側。

ケースの接続端子は USB3.0 Micro B 。海外では Type-C モデルがよく出回っているらしい。

使用した感想

約2時間 Windows 付属のバックアップツールでノート PC のシステムを複製してみたが、接続が途切れることもエラーも出ることなく順調につかえている。格安のケースだとたまに給電が途切れたり、データリンクが切断されてしまったりする。

不安なところは隙間なく設計されているので HDD を取り外すときに少し注意が必要だと思う。コネクタ部分は全く可動しないので、力を入れて引っ張り上げたらあっさり基盤が折れる可能性がある。

ケース自体の質感はなかなかのものだが素材がただのポリエチレンなのでつかってくうちに傷だらけになるかもしれない。

追記:部屋を暗くすると離れた距離からでも HDD のアクセスランプの光がケース内で乱反射してかなり自己主張する。ちゃんと録画しているかすぐにわかるので便利だがコンテンツに集中したいときに少し気が散るかもしれない。

おわり

コメント

タイトルとURLをコピーしました