LinuxでWar Thunderを快適に遊ぶには

Linux
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初稿:2016年8月26日
更新:2020年12月6日

War Thunder は美麗なグラフィックで第二次世界大戦前後から現代も使われている兵器を陸(戦車)、海(艦船)、空(航空機)で遊べるゲームだ。実に1500種類もの兵器を遊ぶことができギネス世界記録を誇っている。

オープンβから約8年、正式リリースから4年も経っているが今なお進化しているオンラインゲームだ。

リアル志向寄りだが操作はそこまで難しくなく新規の方も入りやすいゲームではある。しかしゲームモードがいまいちなのが玉に瑕。追加される機体によってはバランスが著しく崩壊することもある。

専用クライアントを使ったゲームにしては珍しく、War Thunder は Windows、Mac だけでなく、Linux にも対応している。

本記事は War Thunder の Linux クライアント導入について解説したい。

PC の必要最小構成と推奨環境

Gaijin 公式サイトでは必要最低限の環境と推奨環境が下記のように掲載されている。

最小限環境

OS64bit Linux, SteamOS
CPUデュアルコア 2.4 GHz
メモリ4 GB
GPUNVIDIA GeForce 660 / 同等性能以上の AMD Radeon ※1
通信環境ブロードバンド
ストレージ8.6 GB

※1 AMD Radeon HD7870 以上

推奨環境

OS64bit Linux, SteamOS
CPUIntel Core i7
メモリ16 GB
GPUNVIDIA GeForce 1060 / 同等性能以上の AMD Radeon ※2
通信環境ブロードバンド
ストレージ22.6 GB

※2 AMD Radeon RX 560 以上

War Thunder は C++ などの高級言語と違い、ハードウェアに近い低級言語 Vulkan API で開発が行われているため、上記のように推奨スペックであってもそこまでハードウェアの性能いらない。

私の環境は AMD Ryzen 2600X、AMD Radeon RX 570、16GB DRAM だが高画質設定で安定して 90fps 前後のフレームレートでプレイできている。

ディストリビューションについては定番の Ubuntu がトラブルが少ないようだ。当環境では Arch Linux でも問題なく War Thunder をプレイできている。

グラフィックボード

上記で述べたように、 AMD Radeon RX 570 水準の GPU ならば快適に遊ぶことができる。  NVIDIA であれば NVIDA Geforce 1070 だ。中古でも比較的安く手に入るので予算が逼迫しているならばこれらで十分だ。

AMD で個人的におすすめなのは RX570、RX580、RX5600XT、RX5700、RX5700XTあたりだ。RX6000シリーズの Linux ドライバは環境にもよるだろうが、あまりドライバの出来がまだ良くないという情報が出回っている。AMD がドライバを精錬するまでもう少し待つ必要がある。

NVIDIA を選ぶならば RTX シリーズを手に入れておきたい。War Thunder は DLSS(Deep Learning Super Sampling) に対応しているのでサポートしている GPU が良いだろう。高解像度ディスプレイで遊ぶ場合その恩恵を受けられる。

SSDの導入

必須ではないしメモリにほとんどのデータが読み込まれているためかフレームレートにさほど違いは出なかったが、SSD を導入して高画質モードで遊ぶと明らかに視点変更がスムーズになる。突っかかりみたいなものが無くなった。

Linux ゲームクライアントの入手法

日本語の公式サイトと課金システムは DMM が運営しているが、残念ながらLinux クライアントをここからでは手に入れられない。 War Thunder の公式ホームページから入手しよう。

War Thunder - Next-Gen MMO Combat Game for PC, Mac, Linux and PlayStation®4 | Play for free now! -
Play for free with friends in the most realistic online game

上記のリンクにアクセスし「DOWNLOAD GAME」を押す。

すると Tux くんのアイコンが表示されている真っ赤な「DOWNLOAD GAME」ボタンを押下すればクライアントはダウンロードされる。

ダウンロードした「wt_launcher_linux_<ver>.tar.gz」圧縮ファイルを展開

$ tar -zxvf wt_launcher_linux_<ver>.tar.gz 
WarThunder/
WarThunder/bpreport
WarThunder/gaijin_selfupdater
WarThunder/ca-bundle.crt
WarThunder/launcher
WarThunder/package.blk
WarThunder/libsteam_api.so
WarThunder/launcher.vromfs.bin

「launcher」ファイルを実行すればランチャーが起動し自動的に必要なファイルがダウンロードされる。

War Thunder Linux client

Steam

Steam からもプレイ可能だ。

Steam:War Thunder
War Thunder is the most comprehensive free-to-play, cross-platform, MMO military game dedicated to aviation, armoured vehicles, and naval craft, from the early ...

公式サイトから直接ダウンロードしたクライアントと Steam からダウンロードしたクライアントのベンチマークを行ったがほとんど違いはなかった。


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