先々月、応急処置として MonoChrome Value を搭載しましたが、音がうるさいのと冷却性能に不安を覚えたので交換しました。同社の「虎徹」が価格が安い割に冷却性能がかなり良いとのこと声が多かったので早速購入。
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型番 SCKTT-1000 JAN:4571225054094
箱から出してみた第一印象はデカい!です。
しかしほとんどアルミなので見た目ほど重くはありません。
たいていのミドルタワーケースに搭載できると思われますが念の為にマザーボードとケース内殻の間に 16cm ……17cm以上余裕があることを確認したほうが良さそうです。特にメーカー製のPCケースは大きさがまちまちなので注意が必要です。私も事前に測ってましたが実際にケースを閉めるまで収まるかかなり不安でした。
多量のフィンを支えているのは熱伝導率が良いとされる銅のパイプです。残念なのがこの銅部分が CPU との接触面に使われていないことです。このあたりは 「Thermaltake Contac Silent 12」などの方がよく考えて設計されていると思います。
バックプレートでしっかり固定するタイプ。ファンを固定するのは左手にあるワイヤー2本なので、ファンだけ交換することも可能。
説明書も大変わかり易く、取り付け手順は割と簡単です。ただフィンが巨大なのでマザーボードをケースから取り外して作業したほうが良さそうです。
またCPUとクーラーをどれくらい密着させるのかを手動で調整できます。締めすぎるとマザボのピン折れしたり、電源がつかなくなる可能性があるそうで、自作初心者の当方は大いにビビりました。結局目一杯締めるのではなく、クーラーがぐらつかない程度の少し緩めに調整しました。
締め具合を調整できるのは上級者にとって大きなメリットらしいです。それ故、CPUを殻割りし、「ダイ直冷」などをこの虎徹で行う人もいるようでちょっと自分は踏み込めない世界だなぁ、と思いました。
このPCケースはRAIJINTEK AGOSですがなんとかギリギリ収まりました。
起動してみると本当に回ってるのかと思ってしまうほど静かです。やはりPCの静音化には大型ファンは必須です。
冷却性能は口コミも納得で負荷をかけてもCPUの温度が50°を上回ることがありません。常時36〜46°くらいです。
雨季が過ぎてから真価が問われますがBIOSでファン速度を最低に落とした状態でこれですから真夏もなんとかなりそうです。
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